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SSHサイエンスツアー

平成27年度以前は、SSHアラカルトとして募集していました。

◇平成30年度 SSHサイエンスツアー

実施報告は、こちら(PDFファイル)をごらん下さい。


講座一覧

番号 講座名 講座種別 講師(敬称略) 期日・場所
101 つくば研修 サイエンスツアー ・国土地理院
 地理空間情報企画室長補佐 吉田 健一
 地殻監視課長補佐 横川 薫
・宇宙航空研究開発機構(JAXA)
・高エネルギー加速器研究機構(KEK)
 特別栄誉教授 小林 誠 ほか
・気象庁地磁気観測所
 観測課職員 長町信吾 ほか
7月24日(火)~26日(木)
地図と測量の科学館(茨城県つくば市)
宇宙航空研究開発機構(JAXA)
筑波宇宙センター(茨城県つくば市)
高エネルギー加速器研究機構(KEK)(茨城県つくば市)
気象庁 地磁気観測所(茨城県石岡市)
 1日目は、まず昼食を兼ねて中央公園を散策し、日本のノーベル賞科学者の銅像…公園を歩くだけで名古屋にはない研究学園都市の雰囲気を感じましょう。  その後、国土地理院にて地理空間情報や地殻監視に関する講義を受け、国土地理院の行っている業務について学びます。また、地図と測量の科学館の見学もし、学校ではなかなか学ぶことのできない、地学に近い、サイエンスとしての地理についての理解を深めます。
 2日目は、宇宙航空研究開発機構(JAXA) 筑波宇宙センターのセキュリティーエリアの見学ツアーに参加し、上手くすると国際宇宙ステーション(ISS)やアメリカ航空宇宙局(NASA)と連携して研究を行っている日本の宇宙開発の心臓部を目の当たりにすることができます。また、スペースドームの見学もし、ISSの日本の実験モジュール「きぼう」の実物大模型で宇宙開発について学ぶことができます。  その後、2008年ノーベル物理学賞受賞者で明和OBの小林誠先生が特別栄誉教授として活躍される高エネルギー加速器研究機構(KEK)を訪問し、さくらサイエンスプランが招致する留学生とランチ交流を行い、小林誠先生から英語の講義を直接聞きます。自分の科学力・英語力の力試し、分からなくても大丈夫、きっと明和から世界に羽ばたく自分を想像する素敵な時間になるでしょう。また、BelleⅡ実験が始まり話題のBファクトリーと放射光科学研究施設を見学します。「宇宙はどうして始まったのか?」「どうして我々は存在するのか?」といった、壮大な宇宙や物質についての最先端の研究に触れます。宇宙と素粒子、実は密接な関係にある2つを身近に感じる日となることでしょう。
 3日目は、気象庁 地磁気観測所を訪問し、実習を行います。天気が良ければ地磁気の測定を観測所の庭でやってみましょう。雨でも、職員の方が実習を準備してくれています。歴史のある施設ですが、火山が多くある日本にとって非常に重要な研究を行っている施設です。楽しみながら地球が生きていることを確かめましょう。  行き先は日本の茨城県ですが、そこで学ぶのは、地球内部から宇宙の果てまでを対象とします。壮大な旅に多くの人が参加してくれることを願っています。
102 京大研修 サイエンスツアー
京都大学数理解析研究所
特定教授 清水達郎
京都大学生命科学研究科
教授 河内孝之
京セラファインセラミック館
8月2日(木)~3日(金)
京都大学
(京都府京都市左京区)
京セラファインセラミック館
(京都市伏見区)
滋賀県立琵琶湖博物館
(滋賀県草津市)
 8/2(木)午前中は、数理解析研究所を訪ね、その概要の説明を受けた後、清水達郎先生の研究テーマについての講義を聴きます。午後からは、生命科学研究科において河内孝之教授の指導のもと、高校生物で取り上げられているものの、教科書では理解しずらいところが実感できるような実験実習を行う予定です。また、実験の合間に現役の大学生や大学院生から生物のおもしろさについてもお話をいただけたりします。
 8/3(金)午前中に京都市内の京セラファインセラミック館・京セラ美術館で見学を通してファインセラミックの特性や用途について研修し、京セラ美術館では近現代美術作品を鑑賞します。午後からは琵琶湖博物館では、琵琶湖の自然と人間生活との関わりについて理解を深め、自然と人間のよりよい共存関係を築いていくために必要なことを学びます。
103 東大研修 サイエンスツアー
日本科学未来館(JST)職員
東京大学理学系研究科
生物科学専攻
教授 塩見美喜子  ほか
8月6日(月)・7日(火)
・日本科学未来館
(東京都江東区)
・東京大学
(東京都文京区)
 8/6(月)午後は,体験型の科学館である「日本科学未来館」を見学します。日本科学未来館は、科学技術への理解を深めるための拠点として建設され、2001年に開館した科学館です。科学技術を文化として捉え、世界に起きていることを科学の視点から理解し、社会に対する役割と未来の可能性について考え、私たちがこれからどんな未来をつくっていくか、語り合う場です。展示などを通し、日々の素朴な疑問から最新テクノロジー、地球環境、宇宙の探求、生命の不思議まで、さまざまなスケールで現在進行形の科学技術を体験することができます。
 8/7(火)は東大理学部の塩見美喜子先生の研究室を訪問し、研究者の方から講義を受けます。また,グループに分かれて生物実験(選択)に取り組みます。昨年の実習内容は以下のものでした。①PCR法による遺伝子多型解析 ②ELISA(エライザ)法を用いたタンパク質の検出 ③遺伝子工学の基礎(DNAを切ってみよう) ④タンパク質の精製 ⑤細胞染色-抗体を用いて細胞内タンパク質を見てみよう ⑥酵素のはたらきを調べよう ⑦RNA抽出 ⑧免疫沈降