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SSHサイエンスツアー

平成27年度以前は、SSHアラカルトとして募集していました。

◇平成28年度 SSHサイエンスツアー

平成28年度 SSHサイエンスツアー一覧

「サイエンスツアー」の実施報告は、こちら

番号 講座名 種別 講師(敬称略) 期日・場所
101 核融合科学研究所訪問 SSH体験活動 核融合科学研究所 7月19日(火)
10:00学校集合
17:30学校解散
現地研修11:00~16:30
核融合科学研究所
(岐阜県土岐市)
核融合科学研究所(岐阜県土岐市)の見学および実習を行う。核融合科学研究所は、核融合・プラズマに関して、世界有数の研究機関である。専門家による事前講義,施設見学,および実習(「プラズマの電気計測」「コンピューターシミュレーション」「超伝導実験」から1つ選択)を丸1日かけて行う。
102 京大霊長類研究所・
日本モンキーセンター 一日研究員体験
SSH体験活動 京都大学霊長類研究所 日本モンキーセンター
松沢 哲郎 特別教授 ほか
7月18日(月,祝日)
 9:00 名鉄犬山駅前集合
18:00 名鉄犬山駅前解散
京都大学 霊長類研究所
日本モンキーセンター(犬山市)
1年生4月に講演を聴いた松沢哲郎先生の研究拠点、犬山市にある京都大学霊長類研究所と日本モンキーセンターを訪問し、研究員の一日を体験する講座。 霊長類研究所ではアイやアユムをはじめとするチンパンジーたちの実験施設にも入ります。霊長類学の最先端の研究に触れるとともに、研究生活を具体的にイメージしてもらいます。
103 つくば研修

・気象庁 地磁気観測所訪問
・高エネルギー加速器研究機構(KEK)訪問
・JAXA 筑波宇宙センター訪問
SSH体験活動 気象庁 地磁気観測所
長町 信吾 観測課職員 ほか

高エネルギー加速器研究機構(KEK)小林 誠 特別栄誉教授

宇宙航空研究開発機構(JAXA)
7月19日(火)~20日(水)(1泊2日)
19日7:30名古屋駅集合
20日18:30名古屋駅解散

気象庁 地磁気観測所(茨城県石岡市)
高エネルギー加速器研究機構(KEK)(茨城県つくば市)
宇宙航空研究開発機構(JAXA)筑波宇宙センター(茨城県つくば市)
 1日目は、まずつくば駅前の中央公園でロケットと日本のノーベル賞科学者の銅像を見ながらお弁当を食べましょう。江崎玲於奈先生や小林誠先生の銅像…公園を歩くだけで名古屋にはない研究学園都市の雰囲気を感じることでしょう。
 その後、バスで気象庁 地磁気観測所を訪問し、実習を行います。天気が良ければ地磁気の測定を観測所の庭でやってみましょう。雨でも、職員の方が実習を準備してくれています。
 2日目は、小林誠先生が特別栄誉教授として活躍される高エネルギー加速器研究機構(KEK)を訪問し、Bファクトリーと放射光科学研究施設を見学します。「宇宙はどうして始まったのか?」「どうして我々は存在するのか?」宇宙や物質についての最先端の研究に触れます。 また、小林誠先生から直接講義を聞くことで、科学の面白さだけでなく、昔の明和についても知ることでしょう。
 その後、宇宙航空研究開発機構(JAXA) 筑波宇宙センターのセキュリティーエリアとスペースドームの見学をします。スペースドームには、国際宇宙ステーション(ISS)の日本の実験モジュール「きぼう」など宇宙開発について学ぶことができます。 宇宙を近くに感じる日になることでしょう。
 行き先は日本の茨城県ですが、そこで学ぶのは、地球内部から宇宙の果てまでを対象とします。壮大な旅に多くの人が参加してくれることを願っています。

※移動は、新幹線(団体券),つくばエクスプレス(団体券),貸切バス(つくば駅から)等を利用します。
104 京大研修

・京都大学数理解析研究所訪問
・琵琶湖博物館訪問
SSH体験活動 京都大学 数理解析研究所
鈴木咲衣 特任助教

琵琶湖博物館
7月29日(金)
7:00学校集合
19:00学校解散
現地研修
9:30~12:30
14:30~16:30

京都大学
(京都府京都市左京区)
琵琶湖博物館
(滋賀県草津市)
午前中は、数理解析研究所を訪ね、その概要の説明を受けた後、鈴木先生の研究テーマについての講義を聴きます。 また、京都大学の図書館及び京都大学総合博物館を見学を予定しています。午後の琵琶湖博物館では、 琵琶湖の自然と人間生活との関わりについて理解を深め、自然と人間のよりよい共存関係を築いていくために必要なことを学びます。

※学校から貸切バスを利用します。
105 東大研修 SSH体験活動 東京大学 理学系研究科 生物科学専攻
塩見 美喜子 教授 ほか
7月22日(金)
6:50名駅集合
19:40名駅解散
現地研修
9:30~12:30
14:30~16:30
東京大学 本郷キャンパス(東京都文京区)
東大理学部の塩見美喜子先生の研究室を訪問し、グループに分かれて生物実験に取り組みます。
また、研究者の方からの講義を聞きます。

※新幹線(団体券)を利用します。

「サイエンスツアー」の実施報告

これまでアラカルト講座の中にあった体験活動を「サイエンスツアー」として実施した.全部で4コースあり,来年度から始める予定の「課題探究」(来年度の2年生に2単位)の基礎になる事業として位置づけています.以下に,受講後の生徒の特徴的な記述を掲載します.なお,評価点は,より客観性を持たせるために各講座の担当者が作成したルーブリック表による評価を20点満点に換算して数値化したものです.また,一部の講座で,生徒の自己評価(主観に基づく評価)を行い,その結果を20点満点に換算した数値で示しています。

講座番号:102 「京大霊長類研究所・日本モンキーセンター(1日研究員体験)」  担当者名:加藤邦
実施日:7月18日(月・海の日)  参加生徒 1年6名,2年4名,英国留学生2名
概 要:
1年生4月に講演を聴いた松沢哲郎先生の研究拠点、犬山氏にある京都大学霊長類研究所と日本モンキーセンターを訪問し、研究員の一日を体験する講座。霊長類研究所ではアイやアユムをはじめとするチンパンジーたちの実験施設にも入ります。霊長類学の最先端の研究に触れるとともに、研究生活を具体的にイメージする。
本校の交流校の一つ、英国のウェストミンスター校生2名が、本校生徒とともに参加するインターンシップのために来校中。彼らも本講座に参加したため、講義や説明はすべて英語であった。

9:00 名鉄犬山駅集合、徒歩30分で京都大学霊長類研究所に到着。
〈京都大学霊長類研究所〉
10:00-10:30 オリエンテーション
10:30-11:40 チンパンジーたちの実験施設見学
11:40-12:20 足立幾磨助教 講義“How animals “see” the world?
13:00-13:30 ゲノム実験施設見学
〈日本モンキーセンター〉
13:50-14:30 園内見学
14:30-16:30 「リスザルの島」で行動観察、報告会
17:00     徒歩30分で名鉄犬山駅到着、解散。
評価点(20点満点)平均:16.0  (生徒の自己評価:16.7)
・私は昨年も本研修に参加していたので、昨年のメモ等見返して準備していた。野生の状態に合わせながら飼育しようとしている、素晴らしい施設というイメージがあった。今年はチンパンジーの体や顔をもっとじっくり観察して、少しでも多く新たな発見をしようと思っていた。また、ウェストミンスター校のシュリー君とルイ君も参加するということだったので、英語を活用しながらこの研修に参加したいと思っていた。(興味関心)
・研究するにあたって英語のスキルは重要なのだと実感した。お会いした方々は、私が日本語でも理解できないようなことも英語で説明なさっていて本当に凄いと思った。外国人の方も働いていらっしゃるようだし、海外での研究にはやはり英語は必要なのだろうと感じた。留学生さんたちには感謝したい。また、実際にモンキーセンターで行ったリスザルの観察では、普段とは全く違う角度で動物の動きを見ることができた。その後のニホンザルとの比較等も通じて、生物の生態や体のしくみ等についての教務・知見が深まった。自分でも(戸惑いや手際の悪さはあるが)“生態調査”といわれるものの一片に触れることができたので、研究のとっつきにくいイメージが薄まった、研究は日々の疑問や興味の延長のようだと思った。
(変容)
・行動生態学の観察を体験して、知らないことの怖さを知った。基本的なことを知らないと何をしているのかがわからず観察ができない。結果として文字にするのがこわかった。勉強机で暗記する分野の勉強ではないのでは?…と感じた。(変容)
・参加して良かった。以前から持っていた疑問を実際の研究員の方にぶつけて、きちんと返答をいただいたことは貴重な体験だった。ただ、「チンパンジーと人間の方が、ニホンザルと人間よりも”近い”と言えるのはなぜか(ゲノムなどの後から調べて分かったことを除いて)」は未だ疑問だ。(脳の大きさは変わらないらしいし、尾はどうかわからないが…)これからの進路決定にも役立ちそうだと思う。是非、続けてくれると嬉しいです。(自由記述)
・内容がすごく充実していて魅力的だったのはもちろん、実際に未知のことが試行錯誤されながら研究されている現場を見て雰囲気を感じることができた点からも、とても良い研修だったと思う。白目の有無だったり、高い音から明るいイメージを持つことなど、チンパンジーとヒトの違いや同じ点を知り、ヒトはとてもコミュニケーションを大切にしているんだなと感じた。どの研究員の方も、自分の研究を当たり前のように英語で説明されていてすごく驚いたし、英語での説明を聞けてとても楽しかったので、次からも留学生が参加してくれるといいなと思います!(自由記述)
講座番号:103 「つくば研修」       担当者名:日高
実施日: 7月19日(火)~20日(水)  場所:地磁気観測所・KEK・JAXA
参加生徒数:36名(1年生:14名 2年生:22名)
内 容:
 1日目は、まずつくば駅前の中央公園でロケットと日本のノーベル賞科学者の銅像を見ながらお弁当を食べましょう。江崎玲於奈先生や小林誠先生の銅像…公園を歩くだけで名古屋にはない研究学園都市の雰囲気を感じることでしょう。その後、バスで気象庁 地磁気観測所を訪問し、実習を行います。天気が良ければ地磁気の測定を観測所の庭でやってみましょう。雨でも、職員の方が実習を準備してくれています。
 2日目は、小林誠先生が特別栄誉教授として活躍される高エネルギー加速器研究機構(KEK)を訪問し、Bファクトリーと放射光科学研究施設を見学します。「宇宙はどうして始まったのか?」「どうして我々は存在するのか?」宇宙や物質についての最先端の研究に触れます。また、小林誠先生から直接講義を聞くことで、科学の面白さだけでなく、昔の明和についても知ることでしょう。その後、宇宙航空研究開発機構(JAXA) 筑波宇宙センターのセキュリティーエリアとスペースドームの見学をします。スペースドームには、国際宇宙ステーション(ISS)の日本の実験モジュール「きぼう」など宇宙開発について学ぶことができます。宇宙を近くに感じる日になることでしょう。
 行き先は日本の茨城県ですが、そこで学ぶのは、地球内部から宇宙の果てまでを対象とします。壮大な旅に多くの人が参加してくれることを願っています。
評価点(20点満点)平均:7.2(生徒の自己評価:12.5)
・小林誠先生の講義を聞くという貴重な経験をして、長年にわたり1つのことを突き止める研究は努力や根性を要するので決して楽なことではないが、何かを発見したときや自分の研究の成果が認められたときの喜びは大きいと思った。そして、自分もある物事について時間をかけて調べてみたいと思った。また、以前から宇宙について興味があったが、今回JAXAに行ってみて、実際に宇宙服や衛星の構造を知ることができ、とても充実した研究になったし、もっと宇宙の謎について知りたいと思った。
・難しい研究を日々続けるところであることは間違いありませんでしたが、今回訪問して、研究の意義について再認識しました。「その研究がどう役に立つのか」「どう応用できるのか」という質問に対して、どう向き合うのかを考えるきっかけとなりました。
・自分は得られたデータを解析することで研究を進めていますが、今回の研修で、“データをとる”,“観測をする”ということに対して強く興味が引かれました。
・「地磁気なんてどんなときに使うか分からない」と思っていたが、地磁気を調べることで地球環境が分かり、太陽との関係が分かると知り、どんな研究でも意味はあるのだと思い、安易な先入観を反省した。
地磁気観測所での地磁気測定
地磁気観測所での地磁気測定
小林誠先生に質問をする生徒
小林誠先生に質問をする生徒
筑波宇宙センターでの見学
筑波宇宙センターでの見学
講座番号:104  「京大研修」     担当者名:吉原,金子絢
実施日:7月29日(金)  参加生徒 1年生19名,2年生16名
概 要:
午前中、京都大学数理解析研修所を訪問し、星野直彦先生の講義を受けたのち京都大学総合博物館を見学し、 午後から滋賀県立琵琶湖博物館を見学した。
・京都大学数理解析研修所助教星野直彦先生の講義(10:00~11:00)
主な講義内容…コンピューターサイエンス、領域方程式
・京都大学総合博物館の見学(12:30~13:30)
・滋賀県立琵琶湖博物館の見学(14:40~16:30)
評価点(20点満点)【数理解析研究所】 平均:14.3  (生徒の自己評価:14.1)
         【滋賀県立琵琶湖博物館】平均:14.4  (生徒の自己評価:14.8)
特徴的な生徒の記述
【数理解析研究所】
・数理科学は純粋科学よりもいろいろなことを利用できる便利なものであった、どちらかというと内容は理科よりのイメージがあり、 自分が理解するのは難しいと考えていた。数学モデルをつくり社会・人文科学や自然現象を研究するには具体的にどうやるのか、 普段の私たちの生活の中でも活用できる場面があるのかを知りたかった。(心構え)
・まず驚いたのは、コンピュータに指示を与えるようにプログラムを数理的モデル、関数として表現できることです。 私が知っていた関数とはy=ax+bなどの文字や数字のことで計算していくものでした。しかし、今回聞いた中には、 集合としての関数や具体的な数字ではなく記号で表す関数などがありとても驚きました。 また、例として自動販売機をあげていただき、身近なものなのでとてもわかりやすかったです。 ボタンを押してジュースがでるという現象も関数で表されてともて興味深かったです。また≅(同型)である状態を初めて知りました。 私はまだ=の世界しかなかったので、まだまだ私の数学の世界というのは狭いと思いました。(興味・関心)
・プログラムをつくるにあたって、去年学んだ情報実習のようなコンピュータプログラムで機械的に行わず、 数学の関数を用いることによって、どのようなに変化しているのかということが多角的に判断することが可能であることがわかりました。 普段から身の回りの物事に注意深く興味を持ち、あくまでも自分の求める結果を導く方法として数学を用いて、 数学の問題であると考えすぎないようにすることが必要であると思いました。より数学的に追求するためには、 1つの視点で問題をみるのではなく、1つの視点で見て行き詰まったら、他の視点から見て分析していくのが良いのだと思いました。(変容)
・研修で≅のという関係がでてきて、1対1対応がまだあやふやなところがあるので、これから調べていきたいです。 プログラムを関数で表す手順として準備で条件を設定し、起こる現象を何通りも考えていくというのは、 情報の授業でしかやったかことがありませんでした。でも自動販売機の例であったように、私たちの生活の中ではありふれていることで、 このプログラムを知ることができれば、スマホやパソコンの仕組みの根本がわかると思います。 その根本を知らずに毎日スマホを使っていたと思うと、少し悔しいと思いました。 これからは、毎日の生活の中の数理科学を考えていけるとおもしろいと思いました。(自由記述)
【滋賀県立琵琶湖博物館】
・この博物館を見学して、琵琶湖の生態系や人との関わりについて深く知ることができた。 生態系の豊かささらに自分もその一部であることを実感した。生物が多いことは本当にすばらしいと思う。 そして絶滅危惧種が増えていることを残念に思う。生物が減ることでやがて人間にも食料不足などの被害が出てしまう。 失ってしまったものはもう元には戻らない。だから自分も含め人類全体が環境について理解を深め、保全できるように 努力していく必要があると思う。良くしていくのも悪くしていくのも人間なのだから。今回は時間が短くあっという間に感じたので、 またリニューアルされたときなどにじっくりもう一度見学したい。
京大時計塔にて
京大時計塔にて
琵琶湖博物館にて
琵琶湖博物館にて
講座番号:105  「東大研修」     担当者名:本部,山田哲
東大研修  実施日:7月22日(金)  参加生徒 1年生12名,2年生10名
概 要:
東大理学部の塩見美喜子先生の研究室を訪問し、グループに分かれて生物実験に取り組みます。
また、研究者の方からの講義を聞きます。
・東京大学本郷キャンパス 赤門、安田講堂見学(9:40~)
・東京大学浅野キャンパス 理学部3号館にて
 塩見美喜子教授による指導(10:30~)
 慶應義塾大学医学部電子顕微鏡室専任講師 芝田晋介先生による講演(10:50~)
 生物実習開始(12:20~16:30)※実習内容は次の5テーマ
  ①PCR法による遺伝子多型解析
  ②ELISA(エライザ)法を用いたタンパク質の検出
  ③遺伝子工学基礎-DNAを切ってみよう-
  ④タンパク精製
  ⑤細胞染色-抗体を用いて細胞内タンパク質を見てみよう-
評価点(20点満点)平均:10.6  (生徒の自己評価:14.9)
特徴的な生徒の記述
・生物の授業から、植物や動物について勉強、研究するというイメージを持っていた。医学・農学・薬学に活用されるぐらいだと思っていたけど、事前学習によって、物理学や工学、その他の理系のほとんどの分野における生命科学があるのだと知って驚いた。研修に参加するときは、医学や農学の分野だけにとらわれず様々な視点から生命科学について考えることを心がけた。(興味関心)
・研修では、大学院生の方々に丁寧に実験方法を教えていただいた。その過程で気付いたことは、PCR法は簡単でないということであった。PCR法は以前から行われている手法で、高度な技術により成り立ち、決して簡単ではないというイメージを持っていた。しかし、実際は最先端技術を使ってDNA細部まで解析し、その結果、はじめてその個人の身体的情報がみえてくるといった予想以上に高度な技術であった。ここにテクノロジーの進歩を感じた。特に興味深いことは、DNAの配列によって体質が決定されるということで、これは病気にかかりやすさなどと関係してくる。そこで、今ある最先端テクノロジーからさらに発展した技術で、体を形作る情報が記録されているDNAの塩基配列から先天性の病気の早期発見や治療を見つけることができれば、安全で確かな治療ができるのではないかと思った。(変容)
・DNAの検出を実際の犯罪捜査や、人の病気を治すのに活用する研究などが行われていて、今まで遠いイメージだったのが身近に感じられるようになった。そして、そのような研究をすることは、とてもやりがいがあり意義深いものであると思った。(自由記述)
・研修前に知らなかったことも、分かりやすい説明のおかげで分かるようになりました。今回は遺伝子を切る実験をさせていただきましたが、もし機会があれば次は遺伝子組み換え実験もやってみたいと思います。また、講義してくださった芝田先生のお話より、研究対象になっていること(ゲノム→脳など)は速いスピードで変化しているので、いま世界では何が注目されているのか、何を研究すべきなのかについて目を光らせ考えることが、私たち高校生のうちから必要なのではないかと思いました。(自由記述)
東大赤門にて
東大赤門にて
塩見研究室での生物実験(東大理学部3号館)
塩見研究室での生物実験(東大理学部3号館)