SDGsワークショップ「気候変動から世界を守れ!」を実施しました

令和7年、7月 SSH生物αの授業で、SDGs(持続可能な開発目標)をテーマにしたゲーム形式の学習活動を実施しました。実施クラスは101と103の2クラスでした。本活動は日本科学未来館より教材を提供していただきました。生徒たちは、仮想の国の代表として、資源や予算を使いながら国際的な課題に取り組み、協力と交渉を通じて問題解決を目指しました。

活動は、国際会議や国連のようなシチュエーションを再現したリアルな体験型ゲーム。予測不能な事態や資源の配分、他国との交渉など、現実の国際社会に近い状況を体験することで、SDGsの本質を深く理解することができました。

生徒の感想

「国が一つでも滅びれば、他の四つの国全てが滅ぶことがどのチームでも深く認識できていたことが全国が存続できた要因だと思います。現代においても大切にしたいですが、200カ国以上がこのやりとりをするとなると協定一つで何年も話し合うのも納得でした。」

「ゲームだから笑えたけど、現実なら笑えないなとも思った。SDGsの課題は、実際には命や生活に関わる深刻な問題であることを改めて実感した。」

「自分達が国としてゲームをすることで、気候変動の深刻さが伝わったと思う。現実はもっと複雑で、自分達がどう生活すべきか、考えさせられるゲームだった。」


 この活動を通じて、生徒たちはSDGsの理念を体感しながら、多様な価値観を尊重し、協力して課題に向き合う姿勢を身につけました。今後も、こうした体験型の学びを通じて、未来を担う力を育んでいきたいと考えています。