サイエンスカフェを開催しました!

11月18日(月)にSSH部生物班の生徒が、サイエンスカフェを開催し、「明和生が追う!タヌキの生態調査報告」を行いました。

学校に近い柳原商店街内にあるカフェ“バオバブの木”に、近隣に在住・在学・在勤されている方々が集まってくださいました。

明和高校近くの名古屋城外堀周辺には、タヌキやキツネアナグマなどの野生動物が住んでいます。日頃の調査活動の様子や調査結果について報告すると、このような都会にさまざまな動物が住んでいることを驚く方々もいました。また、参加者からも地域で見かける動物について教えていただきました。

地域に住む動物をテーマに、地元の方々と楽しく交流することができました。

MCⅢ特別講義「小さな生き物から学ぶ生物のしくみ」 第1回(講義)

令和6年11月18日(月)3年生普通科理系生物選択生徒を対象に、名古屋大学大学院理学研究科 森 郁恵 名誉教授により、線虫C. elegansをモデル生物として生命のしくみを解析する学際研究について紹介していただきました。

生徒は、線虫の細かな生体構造や神経回路が多くの研究者によって解明されていく過程を知り、長期間にわたる努力が研究の進展につながっていることに感動しました。RNA干渉など、多くの発見が線虫の研究を通じて解明されていることにも非常に興味を持ちました。線虫の温度走性の研究はまだ解明されていない部分が多く、その魅力にも惹かれました。

森先生の講義から、研究者として、自分の興味を徹底的に追求し、常に新たな発見を目指していくことが大切だと学ぶことができました。また、研究者同士の交流が研究の進展を促進すること、仲間の重要性も知ることができました。

MCⅢ特別授業を実施しました

MCⅢ特別授業「飛ぶ」を3年理系クラス(304~308)を対象に実施しました。

1回目の授業では、風散布種子(アルソミトラ・マクロカルパ)についての講義や、翼の形状や上反角に関する内容(ベルヌーイの定理を含む)についての講義を行いました。これに加えて、班ごとに、模型の製作も行いました。

2回目の授業は、明和館(体育館)で、各班の模型の飛行時間を測定し、改良を加えました。改良作業の際は定量的な視点で取り組むことを心掛けました。

3回目の授業では、改良した模型についてのプレゼンテーションと相互評価を行い、滑空時間が長かったものについては、その理由を考察しました。

本特別授業では、生物や物理といった学びを基盤に、異なる分野の知識や情報を活用し、課題の発見と解決に向けた統合力や、社会的価値を創出する力を育成することを目指しました。生物と物理の教員がティームティーチングにより、生徒が主体的な探究活動を行い、多角的な視点から深い理解を得られるよう支援しました。

SSH部卒業生による特別講義を行いました!

SSH部卒業生による特別講義を行いました!

10月3日(木)、名古屋工業大学大学院修士2年の竹味和輝さんに特別講義をお願いしました。竹味さんはSSH部のOBで、当時は部長兼数学班の班長をつとめました。同期のOBの松下さんがアシスタントとして加わり、SSH部の現役生徒34名、OBの加藤さん、明和高校の教員4名が、2時間の講義に参加しました。講義内容は、高校時代に取り組んだ「魔方陣」の研究から始まり、大学で情報工学のプログラミングを学んでいることから、「魔方陣」生成のアルゴリズム研究の話に発展しました。そして現在は、アプリ開発コンテストで「ディズニーランドおすすめルート提案」が優秀賞を受賞したことをきっかけに、IT人材育成プログラムで知られる「未踏事業」にも採用され、そのアプリはAppStoreから25000ダウンロード達成したことを紹介されました。開発までの工夫や苦労話はなかなか興味深く、何の役に立つかわからない高校時代の「魔方陣」研究が、人気のアプリ開発につながっていることが驚きでした。

活躍するOBとの交流は現役生の刺激になり、とても有意義な時間を過ごすことができました。

「ダーウィンが来た!」にSSH生物班が登場します!!

SSH部生物班は、地域の野生動物の調査を行っています。この活動が、NHK総合「ダーウィンが来た!~キツネ大追跡!名古屋生き物調査隊~」で取り上げられます。ぜひ、ご覧ください。

放送日時:2024年10月6日(日) 19:30 – 19:58

大都会名古屋のど真ん中、名古屋城にキツネが現れた!?

警戒心が強く、めったに人前に現れないキツネがなぜ、どこからやってきたのか?

「名古屋生きもの調査隊」を結成し、その理由に迫ります。

音楽科 第73回定期演奏会のお知らせ

令和6年11月14日(木)16:15開場 17:00開演

愛知県芸術劇場コンサートホール

演奏会の詳細は以下のページよりご覧ください。

コンサート・公開試験 – 明和高等学校 (aichi-c.ed.jp)

入場無料 全席自由・要申込 入場券は以下URLよりお申込みください。

https://teket.jp/6619/37207

北海道研修1日目

私たちは8月24日から26日にかけて北海道研修を行いました。今日は、3日間の行程とその詳細についてご紹介します。

旭山動物園

北海道に到着した後最初に旭山動物園を訪れました。ここでは最初に旭山動物園の講師の先生に講演をしていただきました。この講演では、動物園の役割がただ楽しむだけではなく、自然保護や調査・研究、教育など多岐にわたっていることや、旭山動物園の特徴である行動展示や手書き看板などについて解説していただきました。特に印象に残っているのは、動物園は博物館であり、命を展示している場所だとおっしゃっていたことです。動物の命に感動してもらい、動物に興味を持ってもらいたいという思いを強く感じました。

講演の後は各自で設定したテーマごとに観察を行いました。北海道に生息する動物を数多く観察することができ、とても有意義な時間でした。

星空観察

1日目の夜は星空観察を行いました。士別博物館の学芸員の方に星座早見の使い方などを教えていただき、実際の夜空と照らし合わせながら観察しました。比較的雲が多く、一時は観察しづらい時もありましたが、それでも都会では眺めることができない満天の星空を見ることができました。