SSHとは…どんな高校?
先進的な科学技術,理科・数学教育を通して、生徒の科学的能力や科学的思考力等を培い、将来の国際的な科学技術関係人材を育成するために、文部科学省は先進的な理数系教育を実施する高等学校等を「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」として指定しています。
詳細は科学技術振興機構(JST)のホームページへ
スーパーサイエンスハイスクール(SSH) (jst.go.jp)
本校の取組
本校は、平成23年度4月に文部科学省からスーパーサイエンスハイスクールに指定され、グローバル化社会で活躍する科学技術系人材の育成を目指して、以下のような特色ある教育活動を行っています。
〇第Ⅰ期:平成23年度~27年度
「科学の方法論」と「総合的な知性」を身に付ける。
科学技術系人材育成の第一歩は、「科学の方法論」を習得することです。このことを実現するために、本校では「論理的思考力」(Logical Thinking)と「創造的発想力」(Creative Thinking)の育成を教育活動の中心に据えています。しかし、これからの社会で活躍する科学技術系人材にとって、「科学の方法論」について熟知しているだけでは不十分です。つまり、21世紀の科学技術教育にとっては、専門分野に精通した人材を育てるだけでなく、一人の社会人としての素養を身に付けることも大切だと考え、研究開発に取り組みました。
〇経過措置:平成28年度
第Ⅱ期SSH事業の中心となる「課題研究」の準備をしました。
〇第Ⅱ期:平成29年度~令和3年度
探究心の質的向上を目指すため「課題研究」に取り組みました。
第Ⅰ期SSHでは「科学の方法」の習得,「総合的な知性」の育成をキーワードにして研究開発に取り組み成果を上げることができました。この成果を、より広く、より深く発展させるため、カリキュラムの中心に課題研究を据えた事業として「明和スーパーサイエンスプラン(MSSP)」を実施しました。
〇第Ⅲ期:令和4年度~8年度
第Ⅲ期では、研究開発課題を「「都市型SSH×学際共創×教育DX」で創るMeiwa Compass」とし、将来、グローバル社会のリーダーとなる科学技術人材を育成することを目的とし、全ての普通科生徒が「目の前の事象から解決すべき課題を見いだし、主体的に考え、多様な立場の者が協働的に議論し、納得解を生み出すこと」ができるように、科学的思考や手法に則った課題研究と、それと連動した様々なSSH事業等をスパイラルに行います。