MCⅢ特別授業「飛ぶ」を3年理系クラス(304~308)を対象に実施しました。
1回目の授業では、風散布種子(アルソミトラ・マクロカルパ)についての講義や、翼の形状や上反角に関する内容(ベルヌーイの定理を含む)についての講義を行いました。これに加えて、班ごとに、模型の製作も行いました。
2回目の授業は、明和館(体育館)で、各班の模型の飛行時間を測定し、改良を加えました。改良作業の際は定量的な視点で取り組むことを心掛けました。
3回目の授業では、改良した模型についてのプレゼンテーションと相互評価を行い、滑空時間が長かったものについては、その理由を考察しました。
本特別授業では、生物や物理といった学びを基盤に、異なる分野の知識や情報を活用し、課題の発見と解決に向けた統合力や、社会的価値を創出する力を育成することを目指しました。生物と物理の教員がティームティーチングにより、生徒が主体的な探究活動を行い、多角的な視点から深い理解を得られるよう支援しました。