MCスプラウト 模擬国連を体験してみよう!

2025年7月23日,

2025年7月23日、模擬国連を体験する講座を開催し、29名の生徒が参加しました。講師は、本校の卒業生で、現在、東京外国語大学3年生の林陽菜さんです。

国際問題を解決するための実現可能な手段(政策)を立案するために必要な考え方や政策を作るプロセスについてレクチャーを受けた後、“Protecting Displaced and Refugee Children (避難民や難民の子どもの保護)”という議題で実際に議論を行いました。

参加した生徒はカナダ・ドイツ・バングラデシュ・シリア・南スーダン・ウクライナの6つの国に分かれ、それぞれの国の立場からリサーチを行い、自国の議題に対するスタンスを理解した上で政策を立案し、議論に臨みしました。

政策案の発表(スピーチ)は英語で、それを受けての議論は日本語で行いました。自国と他国それぞれのボトムライン(譲れない条件)を理解し、各国の合意が得られる範囲を見極めた上で実現可能な政策を提案するのは、簡単なことではありませんでした。

今回の模擬国連の体験を通じて、国際的な問題に取り組む難しさと交渉の重要さを学びました。