MCスプラウト「東工大研修」

8月1日(月)に東京工業大学を訪問し、簡単な実験体験や、研究室体験を実施しました。

2019年以来、新型コロナウイルス感染拡大のため、実際に県外に赴くサイエンスツアーの実施は見合わせておりましたが、3年ぶりに実施が実現しました。
東京工業大学へ訪問しての研修は、明和高校のSSHの企画としては初めての取り組みでした。感染対策のため制限のある中の研修でしたが、講師の先生方の熱心な指導で、ものづくりの面白さを感じることのできる研修となりました。
今回は、生徒が研修の前後を自由に東京周辺での研修に活用できるようにするため、現地集合・現地解散という形で実施しました。参加生徒は、それぞれに工夫をして旅程を組み立てた上で研修に参加しました。

三角形が特徴的な図書館(通称:チーズケーキ)で、
学生には「チズケ」の愛称で親しまれているそうです。
このように、東工大は特徴的な建物が多く、非常に暑い中の研修でしたが、参加生徒たちは熱心し講師の先生の説明に耳を傾けていました。

図書館の中も見学させていただきました。
内部もさまざまな部分で三角形の形が活かされていました。

東工大には、世界トップレベル研究拠点(WPI)の1つである、ELSIもあります。

2つの研究室を訪問しました。
どちらの研究室も最初に概要の説明を聞いた後で、実際に実験の様子をのぞかせていただきました。

本校卒業生の紋野助教ともお会いでき、研究の話だけでなく、高校時代の話にも花が咲いた楽しい時間でした。
本校卒業生がさまざまなところで活躍していることを、また1つ知ることができました。

ゼンマイに蓄えたエネルギーを解放することで生じる振動で走る車(?)作りに挑戦しました。
簡単に見えて奥が深いこのものづくり…参加生徒はだんだん夢中になって作製していました。

それぞれ工夫を凝らした作品ができあがりました。

最後には、実際にどの作品が一番速くゴールするかのコンテストも行いました。
優勝・準優勝の生徒には、表彰状まで授与されました!

キャンパス内にはこんな面白い時計もありました。
時刻を確認するのも一苦労ですね。

暑い中でしたが、充実した研修になりました。