12月24日に、中部大学国際関係学部の中野智章教授を講師にお迎えして、講座「古代エジプトを科学する」を実施しました。
中野教授は、ライデン国立博物館所蔵 古代エジプト展(愛知県では2020年に開催)の監修をされるなど、エジプト考古学の第一線で活躍されています。これまでの研究から得られた知見や現地調査の経験について、非常に興味深いお話を伺うことができました。
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遺跡の3次元計測やミイラのCTスキャンなど、最新の科学技術を用いた新たなアプローチで古代エジプトの社会・文化や当時の人々の生活の様子が明らかになっていく過程は、聞いていてとてもワクワクしました。
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先生はスラスラと象形文字を板書され、その読み方も教えてくださいました。古代エジプト人の暮らしに関するさまざまな質問にも丁寧に答えてくださり、知的好奇心が刺激される講座となりました。