SSH研究成果発表会

5月20日(金)にSSH研究成果発表会を実施しました。 

午前の部では、3年生が昨年度に行った課題研究の成果を、1・2年生に向けてポスター発表しました。どの班も熱心に発表を行なっていて、聴衆生徒からは「もっと時間をとってたくさんの発表が聴きたい」と言う声が複数ありました。 

また、昨年度の海外研修代替企画を報告するコーナーを設置し、多くの生徒に本校の取り組みを紹介しました。

午後の部では、体育館で口頭発表を行いました。 

  • 発表テーマ 
    ①アルギン酸ナトリウムの抽出とその活用 
    ②星型多角形の内角・外角の和 
    ③明和高校周辺のタヌキ調査 
    ④明和に微隕石はあるのか 

どの発表もプレゼンテーション資料を効果的に使っていて、聴衆に分かりやすく伝えようとする工夫が見られました。  

2・3年生は体育館で参加し、1年生は各教室からリモートでの参加でした。事前に申し込みのあった本校保護者や学校関係者の方々にもリモートで参加していただきました。  

今回は発表の質疑応答にTeamsの投稿機能を利用しました。体育館で参加している生徒だけでなく、教室から参加している生徒も質問ができるようにするためです。スマホを使って簡単に質問ができるため、ただ聞いているだけではなく、一人一人が参加できる発表会になりました。 

質疑応答の時間には、投稿された質問をファシリテーター役の生徒が読み上げ、さらにその回答にもファシリテーター役の生徒が質問を加えていました。この質問の応酬も発表を盛り上げていました。 

紹介できなかった質問に対しても、発表者が投稿への返信機能を利用して答えていました。発表会後も生徒同士のやりとりがあり、それを見返すことでもよりいっそう理解が深まったようです。 

今回の発表会が、今後の探究活動のきっかけになってくれることを期待します。