令和4年4月21日(木)、普通科・音楽科の1年生の生徒が探究活動ガイダンスに参加しました。
午前中は犬山市民文化会館で、日本モンキーセンター所長 伊谷原一先生による 講演「フィールドワーク:放浪と研究」を聞きました。先生ご自身の体験を直接聞くことにより、フィールドワークの面白さや意義について感じることができました。個体識別の方法についてなど多くの質問が生徒からあり、先生には、その質問1つ1つに丁寧に答えていただきました。
この講演・質疑応答を通じて、伊谷先生のお人柄や研究の魅力、そして明和の生徒の知的好奇心の高さを感じることができることができました。
また、日本モンキーセンターのキュレーターでいらっしゃる赤見理恵先生からは、午後の行動観察についてのレクチャーをいただき、午後の活動に対する理解を深めることができました。

午後は日本モンキーセンターにて行動観察を実施しました。指定種2種と任意の1種を対象に、個体追跡法による瞬間サンプリングを5名前後のグループで実施しました。事前にSSH生物αで実施した事前指導や午前のレクチャーの効果もあってか、昼食の途中から降りだした雨にもかかわらず、熱心に観察を行い、グループごとに仮説や考察について話し合う姿が園内のあちこちで見られました。
今回の取り組みは、SSH生物αの授業でまとめを行い、発表会を実施する予定です。
