８月１７日（火）に名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所（ITbM）にて課題探究入門講座「生命科学講座」を実施しました。
参加者は生徒31名（1年生21名、2年生8名、3年生2名）でした。
新型コロナウイルス感染症拡大の中、東山先生のご配慮により実施することができました。
花粉管が卵細胞に達するまでに、誘導物質が関与しており、この物質を操作すると植物の種を超えられるという研究成果の一端を分かりやすく紹介、説明していただきました。
その後、
①「植物の生きた卵細胞、助細胞を、自分で花を解剖して観察する実験」
②「これまで不可能とされてきた異科接木の実習体験」
をさせていただき、研究を進める難しさを実感することができました。
特に、①の観察実験では、容易に卵細胞が観察できず、苦労した生徒がいました。
事後評価アンケートでは、研究に対する考え方の変容を感じたとする回答が、これまでになく多数あり、探究活動に向けて効果的な研修の場となりました。
