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SSH研究発表会

◇平成28年度 SSH研究成果発表会

 実施期日 平成28年5月13日(金)
 場   所 本校体育館
 対   象 本校普通科全生徒および保護者,県内高等学校教員,県外SSH高等学校教員 他
 内   容
  1. 1)OP1 平成27年度SSH研究事業概要(放送部生徒)
  2. 2)平成27年度SSHオーストラリア研修報告
      OP2 研修概要
      OP3 ボーカムヒルズ高校で行ったプレゼンテーション
          「Japanese Architecture – the Compilation of Japanese Culture -」
          (日本建築 -日本文化の集大成-)
  3. 3)平成27年度生徒研究発表から
      OP4 「複素数の剰余について」 (SSH部数学班)
      OP5 「正四面体地球」 (SSH部物理・地学班)
      OP6 「Utilizing Zeolite  - Making and Utilizing Artificial Zeolite - 」
            (ゼオライトの活用 -人工ゼオライトの作製と活用-) (SSH部化学班)
  4. 4)講評
【生徒の感想】
○ OP1~3について
・どのような研究事業が行われていたか詳しく順序立てて発表されていて、僕たちがどのようなSSH事業を行ってきたか が思い出された。また、オーストラリア研修やボーカムヒルズ高校については全く知らなかった情報だったので海外の生徒 と身近に話し合っていたことなどを知って国際化をより感じた。
・SSH海外研修では、普通に海外に行って外国の文化を学ぶだけではなく、日本の文化を伝える活動もしていること が分かっておもしろかったです。英語であそこまでスラスラと説明するためにはたくさんの練習を重ねていると思うので、熱 意が感じられ自分も見習わねばと感じました。
・特にOP3のプレゼンが印象に残りました。日本の建築は代表的な文化の一つで外国人にアピールできることだと思 います。説明の中では、外国人でも理解しやすいような簡単な英語が使われていて理解しやすかったです。OP1~ OP3を聴いていて違う文化の人と交流し、お互いの文化を理解し合えると言うことにとても興味がわきました。
・SSHの研究事業概要ではこれまでのSSH活動について振り返ることができ、これからの活動もより発展的なものに なってほしいと思いました。
○ OP4について… 
・最初に複素数の割り算をしたが、どうして商がああなるのかが分からなかった。ピックの定理の証明を用意していたのは すごいと思い、準備は大切なものだと感じた。
・複素数の剰余についてでは、わかりにくいところも細かく解説していてXY平面上で考えるところでは切り落とすという 面白い発想をしていてとても楽しかったです。
・詳しい仮説や説明があり、論理的で納得しやすかったです。
○ OP5について…
・仮定がおもしろく聞き入った。人間の生存可能範囲はどの程度なのか、または植物はどの方向を向いて育つのかを疑 問に思った。
・地球を正四面体にするというとびぬけた想像力にまず驚き、しっかり定義づけをして解説されていたので分かりやすく面 白い発表でした。
・丸い地球とは重力の向きや太陽の日の出日の入りなどが違うということが分かってとても面白かったです。次回は正六 面体,正八面体でも研究したらより面白いと思います。
○ OP6について…
・難しいものばかりだったが、新しい発見がたくさんあった。特に「人工ゼオライト」については、この言葉自体を知らなかっ たので、石炭灰から作り出せることを知って廃棄物利用の工夫を感じた。普段きれいな水を飲んでいるのであまり関係 がないようにも思えるが、水を浄化するための技術はもっと進化していくべきだと感じた。
・リスニングだけだと理解に苦しみますが、冊子に和訳と説明があって、パワーポイントで同じ図表やグラフを併用して発 表していたのでそこが良かったと思います。