SSH生物β「酵母を用いた遺伝子導入実験の実践」

日本生物工学会西日本支部の援助のもと、山口大学大学院創成科学研究科(赤田星田研究室)より酵母DNA実験キットの提供を受けて、3年生理系生物選択の生徒が、酵母を用いた遺伝子導入実験に取り組みました。

本実験では、酵母にアミラーゼ合成遺伝子と選択マーカーを導入し、その発現を評価しました。生徒は「遺伝子導入の仕組み」「導入の確認方法」「結果の解釈」を軸に探究を進めました。

実験では、普段の授業では扱えない高度な内容に挑戦しながらも、班ごとに協力し、積極的に議論を行う姿が見られました。「遺伝子組換えが身近に感じられた」「実験結果から考察する難しさと面白さを感じた」といった声が多く、生徒たちは科学的な思考力を高めながら活動に取り組んでいました。

生徒の感想

「培地をみんなで見た時に、そこからわかることを確認しあった。コロニーがあるってことはウラシルが導入されたってことかな、という風に論理的に話すことを心がけた。」

コンタミについての話を聞いて、学校の実験ではあるが、これから行うのは立派な研究なんだと感じた。実際これまでに経験してきた実験とは違う部分が多く、本当の研究者になった気がした。 」

今後は、本活動で培った探究の視点を基盤に、より主体的な課題研究へと発展させていきます。あわせて、考察力向上のための指導の充実を図っていきます。本取組みで作成したプリントやパワーポイントについて、情報提供も可能ですので、ご興味のある方はお問い合わせください。