令和6年7月30日(火)、筑波大学数理物質系/人工知能科学センター、照井章准教授に「『ユークリッドの互除法』でアルゴリズムを体験しよう」というテーマで講座をしていただき、中学生を含め73名が参加しました。
数学Aで学習する、「ユークリッドの互除法」について講義していただきました。
導入として、割り切ることの定義に始まり、最大公約数や互いに素の定義について、中学生にも分かりやすく講義をしてくださいました。
前半は、アルゴリズムとしてユークリッドの互除法を生徒に示し、生徒はそれに従って最大公約数を計算する練習を行いました。初めてユークリッドの互除法を計算する中学生も多かったため、年齢関係なく周囲とコミュニケーションをとって課題に取り組む姿が見られました。
後半では、数学Aでもなかなか扱われない、「拡張されたユークリッドの互除法」について、実際に具体例を用いながら講義をしてくださっており、生徒も一生懸命に手を動かし、最大公約数などを計算しました。中学生や高校生でも取り組みやすく、大変興味深い内容でした。