SSHシンガポール海外研修報告

令和8年3月9日から15日まで、高校1・2年生15名がシンガポールを訪れ、自然・科学・ビジネス・文化など多岐にわたる研修に取り組みました。

初日の午前に訪れたスンゲイ・ブロウ湿地保護区では、ネイチャーガイドの案内のもとマングローブの森を歩き、熱帯雨林の豊かな生態系を肌で感じました。午後はテマセク工科校を訪問し、現地の高校生とワークショップを通じて交流し、デジタル技術でインクルーシブな社会を実現する方法を英語で議論しました。異なる文化を持つ同世代と意見を交わすなかで、英語でコミュニケーションしたいという気持ちがいっそう強まりました。

2日目の午前は、マリーナ・バラージで、海水の脱塩技術や洪水対策など、水資源をめぐるシンガポールの先進的な取り組みに触れました。午後は、マンダイ野生動物保護区で昼間と夜間の2回にわたって動物の行動を観察し、野生動物保護の意義について考えを深めました。

3日目は日本企業の現地法人で研修を行いました。メニコン・シンガポールでは環境に配慮した使い捨てコンタクトレンズの製造工場を見学しました。鹿島建設The GEARでは、センシングデバイスやデジタル技術を駆使した最先端のオフィスを体験し、建築・建設の未来の姿を目の当たりにしました。

4日目は、南洋理工大学で、英語での研究発表に臨み、大学教員や大学院生と活発に議論しました。世界の第一線で活躍する研究者の講義も受け、科学研究の面白さと国際的な視野を持つことの大切さを実感しました。

最終日には、ArtScience Museum、Marina Bay Sands Skypark、Gardens by the Bayにて研修を行いました。デジタルとアートの融合した展示、世界最高水準の建設技術、そして先進的な未来型植物園、科学技術と自然が調和したシンガポールの近代的な姿がとても印象的でした。

本物の現場で感じた驚きや感動を胸に、15名それぞれが「もっと学びたい、世界に飛び出したい」という思いを新たにした7日間となりました。