8月1日(火)から3日(木)にかけて2泊3日の関東研修を行いました。1・2年生合計24人の生徒が参加しました。
1日目は東京大学大学院理学系研究科の塩見研究室を訪問しました。午前中は塩見先生から生物学の講義があり、遺伝子の基礎的な内容を教えていただきました。続いて学生の方から大学生活についてお話をいただきました。午後は生物学実習として6班に分かれ、それぞれ実験を行いました。先生や院生の方々が丁寧に指導していただき、各班とも良い結果を得ることができました。
2日目はつくばへ移動し、午前中は高エネルギー加速器研究機構を見学しました。素粒子物理学の最先端の実験施設を目の当たりにすることができ、その規模の大きさに驚きました。その後小林誠先生から、素粒子の基礎的な講義をしていただきました。
午後はJAXAの筑波宇宙センターの見学を行いました。きぼう運用管制室、宇宙飛行士養成エリアの見学を行い、無重量状態での実験やスペースデブリの問題などに触れ宇宙を身近に感じました。
3日目は気象庁地磁気観測所に行き、地磁気観測について講義を受けた上で、実際に地磁気を測定しました。地磁気とは何かから始まり、地磁気の重要性、地球内外の様子を知る「のぞき窓」であるなど地磁気の重要性、長期にわたる定点観測の重要性を認識し、とても興味深い内容でした。