令和5年4月20日(木)、普通科・音楽科の1年生の生徒が探究活動ガイダンスに参加しました。
午前中は犬山市民文化会館で、中部学院大学教育学部子ども教育学科准教授の林美里先生による 「霊長類を研究する:ラボからフィールドまで」(フィールドワークの意義) を聞きました。ヒトとチンパンジーの類似点と相違点、それぞれの子育てや発達過程の違いを、ご自身の子育てのエピソードを交えながらわかりやすく、楽しくお話しくださいました。
質疑応答ではチンパンジーのコミュニケーションや知的好奇心についての質問が出ました。
また、日本モンキーセンターのキュレーターでいらっしゃる赤見理恵先生からは、午後の行動観察についてのレクチャーをいただき、午後の活動に対する理解を深めることができました。
記念品は、サルたちが食べられる野菜や果物の詰め合わせにしました。
午後は日本モンキーセンターにて行動観察を実施しました。指定種2種と任意の1種を対象に、個体追跡法による瞬間サンプリングを5名前後のグループで実施しました。27度を超える夏日でしたが、SSH生物αで実施した事前指導や午前のレクチャーの効果もあり、熱心に観察を行い、グループごとに仮説や考察について話し合う姿が見られました。
今回の取り組みは、授業内で発表会を実施し、優秀作品は5月のMCデーでも発表する予定です。