Westminster校との合同発表会

2023年3月9日、イギリスのウェストミンスター校との合同研究発表会を開催しました。

コロナ感染拡大以前は隔年で訪問し、研究発表を行っていましたが、前回の訪問が中止となり、今年度も訪問は見合わせたことから今回のオンライン開催に至りました。

日本側からは本校SSH部、共同研究者として名古屋大学付属高校、静岡県立静岡高校から計2名が参加し、科学、物理、生物分野で4つの研究発表を行いました。

 一つ目の発表は、 “ Synthesis and fluorescence properties of B2N6 bicyclic compounds​ ~​new framework of fluorescent substance “ B2N6 二環式化合物の合成と蛍光特性~蛍光物質の新しい骨格 。
蛍光灯や液晶ディスプレイにも使われるフォトルミネッセンスを合成しよう、という実験結果の発表です。

2つ目は、“ The Ethics of Cryonics ”。
人体の冷凍保存の倫理についての発表です。

“ Environmental Responses of Edible Cactus ”。
春日井市の名産品である食用サボテンの味を追求しました。

“ Do socially assistive robots help in caring for elderly patients with frailty or mild cognitive impairment? ”
認知能力の衰えた高齢者のケアにおけるロボットの有用性について調べました。

“ The Lifestyle of Tanuki (Raccoon Dogs) Living near Meiwa H.S. ”
先日文部科学大臣賞を受賞した、明和高校近隣に生息するタヌキの生態に関する研究です。

“ How does fibre type affect the practical qualities of clothing? ”
スポーツ用ストッキングに最適な素材は何か研究しました。

“ Analysis of Protoplanetary Disks Using Data of ALMA Radio Observation ”
アルマ望遠鏡電波観測データを用いた原始惑星系円盤の解析。

最後の最後まで練習を繰り返し、資料を手直しし続けた努力の甲斐あり、素晴らしい発表会となりました。