1年生普通科の生徒全員を対象に、名古屋市環境科学調査センターの森健次 研究員より、「水」をテーマに講義と実験をしていただきました。
令和5年2月28日(火)、「水の循環と利用」をテーマに講義をしていただきました。主に、水循環とは、水の三態、水の移動について講義をしていただきました。
また、令和5年3月6日(月)、3月7日(火)には、「水を科学する」と題した実験講座を実施していただきました。
蒸発残留物、pH、全硬度、電気伝導度を測定することで、水道水、軟水、硬水の判別を実施しました。
<生徒の感想>
「水の循環と利用」
水をテーマに様々な切り口から話を伺いました。高度な計算に四苦八苦しながら、当たり前に存在している「水」について、改めて考える機会になりました。
学校の授業では地球が水の惑星であるって習って見る限りも水多いなって思ってたけど数値で見るとそうでも無いことに驚きました。日本も山が多くて川が多いから水が多いと思ってたけどあまり富んでないことを知って、何事にも見た目にとらわれずに数値化して考えると違う見方ができるんだなと思いました。
「水を大切に」というメッセージはよく耳にしますが、地球儀でいうと海の厚さがすごく薄くてペラペラだという身近な具体例を聞けて、改めて現代社会における水の大切さがわかりました。ありがとうございました。
「水を科学する」
身近な水を使った実験は楽しかったです。水という同じ括りの中でも、違いがたくさんあって驚きました。硬度も決まりがあるわけではなく、基準がバラバラだということを知らなかったので、勉強になりました。
思っていたより数値に差が出ていて予想が立てやすかった。普段の授業とは違う楽しさがあって、やっぱ実際にやってみると理解が深まるなと感じた。