MCスプラウト「科学技術文の書き方 ーパラグラフライティングー」

令和5年1月10日(火)、名古屋工業大学大学院 工学研究科 物理工学専攻 材料機能分野 大原繁男教授による講義、MCスプラウト「科学技術文の書き方―パラグラフライティングー」を実施した。

研究発表や研究論文作成の際、論理的で説得力のある文章の組み立てには、パラグラフライティングを意識する必要がある。生徒は事前に課題を提出し、その添削を講師よりしていただいた。この添削を通して、パラグラフライティングについて、より実践的に学ぶ機会を得ることができた。

講義時間は1時間30分の予定であったが、生徒からの質問が活発に出たため、30分延長した。講義終了後も、講義内容について議論を交わす生徒の姿が見られた。

<生徒の感想>

今回の講座では、文章の書き方、日本語の性質について知り、わかりやすい文章を書く重要性について学んだ。読み手を考えるとか、パラグラフトピックなど例をあげて一つ一つ丁寧に教えていただいため、よく理解をすることができた。また、文章を訂正するときに、訂正前と訂正後の伝わりやすさの違いにとても驚いた。相手が理解しやすい文章を書けるように習ったことを明日から実践してみたい。

私はレポートやポスターの文章を論理的に書けないということを課題だと感じていた。今回のパラグラフライティングの講座を通じて論理的な文章の書き方について学ぶことができた。同じ語句や接続詞を多用するというのはまさに私の癖であり、直すべき点であるということを再確認した。読みにくさを感じる点として、物事を並列に述べる場合、述部は大きく変えない方が良いという部分には、自分ではっきりと捉えられなかった物の正体を掴めたようであった。